よく、子どもが3歳になるまでは親が常に面倒をみて育ててあげた方が良いという3歳児神話を聞きますが、これは本当なのでしょうか。
私には現在2歳4か月になる娘がおります。
今は専業主婦で娘と日中一緒にいますが、4か月ほど前までは保育園に預けて働いていました。(うちは娘が1歳になった頃から保育園に預けました)
どちらも経験したうえで、小さい頃から保育園に預けた方が良いのかそれとも家でみてあげた方良いのか考察していきたいと思います。
保育園に預けてよかったこと
1.自分より少し年上の子に刺激を受けて、いろんなことに挑戦しようとする。
子どもにとっては同じ学年の子どもたちでも、数か月違えば歩ける子もいるしまだ歩けない子もいるぐらい成長が違います。
そんな中、自分よりも先にできている子たちをみていることで自分もやってみたい!という気持ちの芽生えが生まれるので向上心が育つと思いました。
2.集団生活に慣れる
家では少しわがままを言っても相手が大人であればゆるされることでも、子どもたちの中ではおもちゃを勝手にとったらすぐに取り合いがはじまります。くやしくて泣いてしまう子もいます。でも社会や集団生活では自分勝手はゆるされないので、小さいうちから貴重な経験ができるといえます。
3.いろんな遊びを体験させてくれる
特に娘の園では、晴れた日はお外遊び、雨の日はねんど遊びやお絵描き、音楽に合わせて鈴やタンバリンで簡単な演奏を行ってくれました。
クリスマス会をしたり、お誕生日会をしたり、移動動物園がきたり、とても楽しそうでした。最近は外部の先生を呼んでリトミックをとりいれているところも多いです。
家で子どもをみてよかったこと
1.毎日の発見を一緒に喜んであげられる
お散歩や公園に遊びにでかけると、たくさんの石ころや枝や葉をあつめてきます。それをみてみて~と得意げにみせてきてくれます。そんなときに「どこにあったの?こんなにひろえてすごいね~」と一緒に発見を喜んであげられるのは親にとっても嬉しいことです。
2.ゆっくりと向き合うことができる
2歳になってから言葉をよく話すようになった娘。お散歩中にみたネコのことを急に家に帰ってから「今日ネコさんねんねしてたね~」なんて言ってきます。一緒にいるからこそわかる話でもあるし、それを共有できるのは嬉しいです。あとは一緒に図書館に行って絵本を選んだり、絵本をたくさん読んであげることができるのもよいです。
3.具合が悪そうなときに一緒にいてあげられる
子どもが鼻水をたらしていたり、風邪をひきそうなときには家でみてあげることができます。保育園通いだとそうもいかないのですが、子どもの体調をみて一日の予定を決められるのは親の余裕にもつながりました。
保育園に預けて大変なこと
・子どもがすぐに病気になること
娘が保育園に通いだして、鼻水がたれていない状態はなかったんじゃないかと思うくらい常に鼻水がたれていました。そしてよく中耳炎になりほぼ週1で耳鼻科に通ってました。手足口病にもなりました。保育園は親も簡単に仕事を休めないため、いろんな子どもたちが通園してます。菌をもらいあって、そのうち免疫もついて強い身体になるのでしょうが、親は仕事をしながらだとひやひやもんです。
家で子どもをみて大変なこと
・集団生活をあまり体験させてあげられないこと。
市のこども支援センターに行くと、親とその子どもたちには会えますが子どもだけの集団行動とは違います。常に親が付き添わないといけないし、友達のおもちゃをとったらそのままその状態を放置することはさすがにできません。我慢を覚えたり、自分勝手がゆるされないことも時には学んでほしいと思ってしまいます。
まとめ
「保育園と今の生活どっちが楽しい?」と娘に聞いてみたら「どっちも!」という返答が返ってきました笑 子どもにとってはどちらも楽しいようです。
親目線からすると、保育園の時は子ども一緒にいる時間が少なくていつも園の連絡ノートをみて娘の成長をみている感じでしたので心さびしい気持ちがありましたが、保育園から学べることもたくさんあるのでどちらが良いかとは決めがたいです。
どちらも経験したうえで、保育園の良さも家でみる良さも感じることができました。
子どもの成長面からすると保育園も家でみる場合も愛情を与えていれば変わらないと思っています。